まず契約と管理先を一覧にする
ホームページの制作会社、ドメインの管理会社、サーバー会社、メールの提供会社は同じとは限りません。請求書、契約書、管理画面で、それぞれの契約者と管理者を確認してください。不明な項目は旧管理会社へまとめて問い合わせます。
- 契約更新日、解約を申し出る期限、終了日と費用の条件
- ドメインの登録者・有効期限・更新先・管理権限
- サイトとメールの保存先、利用中のメールアドレス
- 写真・文章・ロゴの権利と、受け取れるデータ
- 予約サービス、問い合わせフォーム、アクセス解析の管理者
解約したい意思を伝える前に、まず確認事項を整理して記録に残すと引き継ぎ範囲が明確になります。申出期限が近い場合は、新サイトの公開まで契約を継続できるか相談します。
ドメイン移管とサイトの切り替えを分けて考える
ドメインはホームページの住所です。管理会社の変更と、その住所が向くサーバーを変える作業は別です。制作会社を変えても、ドメインの管理会社を必ず変更するとは限りません。現在の管理会社を続けられるかも確認してください。
移管する場合は、登録者・連絡先・有効期限、移管に必要な認証コードやロックの状態を管理会社に確認します。手続きや条件はドメインの種類と管理会社で異なります。JPドメインについては、変更先の指定事業者に手続きを確認できます。出典:JPRS「JPドメイン名の各種申請について」(確認日:2026年10月25日)。
移管しただけで、メールやサイトのデータも移るわけではありません。DNSの設定を誰が維持するかを確認し、管理会社を変更する日と公開する日を調整します。認証コードやパスワードは公開ページや一般の問い合わせ本文に書かず、引き継ぎ先と安全な受け渡し方法を決めます。
独自ドメインのメールを止めないための確認
「info@お店のドメイン」のようなメールを使っている場合、旧サーバーの解約でメールも止まることがあります。メールだけ旧サービスに残すのか、別のサービスへ移すのかを先に決めてください。
移す場合は、必要なアドレス・転送設定・過去メールの保存方法を確認し、新しい受信箱を用意します。メールの配送先を決めるMXや、送信者確認に関わるSPF・DKIM・DMARC等の設定は、現在と移行先の事業者に確認して引き継ぎます。ホームページだけを変える場合も、メール関連のDNS設定を消さないよう担当者に伝えます。
切り替え後は、権限のある担当者が自分の管理するテスト用アドレスで送受信を確かめ、必要なデータを保存します。メールが旧契約に残っていれば、その契約はすぐに解約できません。
NOREN PAGEの乗り換えは、試作→確認→公開→旧契約解約
- 試作:今のホームページのURLと希望を知らせて、無料の試作を依頼します。公開中のサイトは動かしたまま進めます。
- 確認:デザイン、掲載内容、料金、ドメインとメールの管理方法を確認します。既存の予約先や問い合わせ先を確認し、引き継ぎ方を決めます。
- 公開:承認後に公開日を調整します。新サイトの表示、電話・予約リンク、フォームの導線などを確認します。
- 旧契約解約:新サイトの公開と必要な引き継ぎが完了した後、不要な旧契約を終了します。メールやドメインを残す契約は区別します。
「解約の条件や期限を確認すること」は準備段階で行います。「旧契約を終了して使えなくすること」は公開と継続確認の後です。先に終了日が来ないよう、必要なら契約期間の重なりを設けます。
NOREN PAGEは月額4,980円(税込)・初期費用0円・解約金なし。旧会社の解約費用やドメイン等の費用条件は別途確認してください。料金詳細を確認する / 導入の流れを読む
公開前後に確認するチェックリスト
- 重要なページのURLを一覧にし、URLが変わるものは移転先への転送を検討する
- タイトル・説明文・canonical・サイトマップのURLを新しい構成に合わせる
- 既存の予約サービス、電話番号、フォームへのリンク先を確認する
- 写真や文章の利用許諾を確認し、公開承認を記録する
- GoogleビジネスプロフィールやSNSのリンク先を必要に応じて変更する
- 公開後の表示と検索状況を確認する担当者を決める
URLが変わる移転では、一時的に検索順位が変動する場合があります。順位や集客効果を保証するものではありません。転送や移転後の監視の考え方は、Google検索セントラル「URLの変更を伴うサイト移転」も参照してください(確認日:2026年10月25日)。
よくある質問
今の会社に連絡する前に試作を依頼できますか?
公開中のURLをもとに試作を相談できます。ただし契約、ドメイン管理、素材の再利用条件は別途確認が必要です。
旧会社を解約すればドメインも引き継げますか?
自動では引き継げません。登録者・管理権限・更新方法を先に確認し、必要な移管や設定を完了させてください。
サイトが公開できたら、すべての旧契約を解約してよいですか?
メール、ドメイン、DNSなどに旧契約を使っていないか確認してください。公開だけで全契約が不要になったとは判断できません。